車いす体験学習


7月7日(水)

「やさしさ発見プログラム」を利用して、車いす体験学習をしました。
車いすを押したり、実際に乗ってみたりするのは、ほぼみんな、初めて!
相手の立場になって考えること、相手を思いやる心も学びました。


車いすの部分の名前や
役割を知ったあと、
実際に乗りました。

「ハンドリム」という
車輪の外側にある、
黒いわくを操作して、
前後左右に動きます。

ずっと乗っていると、
うでが疲れてきました。
次に、体育館から校舎へ
二人一組で、移動しました。

お互いに、自分の思いを
伝え合って、
声をかけ合っていると、
スムーズに移動できました。
段差があるときは、
ステッピングバーという
ところをふんで、車輪を
上に押し上げます。

力もいるし、「よいしょ!」
と持ち上げるタイミングも
むずかしかったです。
歩いているときは、それほど
急に感じないスロープも、
車いすを支えていると
本当に力がいります。

坂道を下るときには、
後ろ向きです。
ブレーキも使いながら、
ゆっくり下ります。

子ども達の感想
 
今日、車いすに乗ってみたら、スロープを一人では上れなかったけど、介助の人がやっても、すごく力がいるということが分かった。


 
歩いているときと、車いすに乗っているときとでは、見る景色がちがうということがわかった。



 ペアの友だちが、右に曲がったり左に曲がったりするときや、坂があるときも
「坂をあがります。」
と、すごくていねいに説明してくれて、車いすに乗っているぼくも安心できた。こんな人が介助してくれると、乗っている人も安心できるからいいなと思った。

 
時々変なところへ行って、かべにぶつかりそうにもなったけど、
「だいじょうぶ?」
とか
「速くない?」
とか聞いて、本当にけがをしている人がいる感じでできたのでよかった。


 
歩いているときの坂道は、そんなに急ってほどでもなかったけど、車いすで通ってみるとけっこう急な坂道でびっくりした。
 車いすの人と押す人は、声をかけ合ったり、はげまし合ったりすることがとても大切だとよく分かった。