平和学習

6月4日(金)
平和公園で、碑めぐりウォークラリーと平和の集いをしました。
午前中は、全部で14の碑をめぐり、
平和の集いでは、平和のちかいを述べました。
午後からは、広島平和記念資料館で、原爆のことについて学び、
悲惨な当時の様子を見て回りました。

原爆の子の像の前では、
全国から来た人たちが、
平和学習をしたり、
平和を祈る集いをしたり
しています。

原爆の子の像
2歳の時に被爆し、12歳の時に、原爆性白血病で亡くなった、佐々木禎子さんの同級生の呼びかけで建てられた碑です。

私たちも、その碑の前で
平和の集いをしました。
佐々木禎子さんが折った
折り鶴です。

薬の入っていた包み紙で
折ってあるこの鶴は
とてもとても小さい
ものでした。

平和のちかい

なぜ、人々は戦争をするのでしょうか。
なぜ、同じ人間同士が殺し合うのでしょうか。
わたし達も、わたし達につながる人を戦争でなくしています。

戦争は人間の命をうばい、人々を悲しませるものです。
戦争は人間の心を傷つけ、心をうばうものです。

わたし達は、戦争や原爆は大きらいです。
戦争をして幸せになる人はいません。
それでも、世界のどこかでは戦争が続いています。

みんなが平和にくらすために、広島に住むわたし達が
原爆のこわさを、戦争のおそろしさを伝えていかなければいけません。
平和や命の大切さを考えなければいけません。

わたし達は、争う前に、話し合って解決する努力をしていきます。
友達の言葉に耳をかたむけ、仲良くしていきます。
家族を、友達を、動物を、身のまわりにある命を大切にしていきます。
みんなが笑顔でいられる世界をつくっていきます。
一人ではむずかしいことも、みんなで力を合わせればできるはずです。

おりづるに思いをこめ、平和を願い続けていきます。


平成22年6月4日
                    青崎小学校 5年生

6月17日(木)
海田に住んでおられた、被爆体験者の方のお話を聞きました。
原爆投下直後の様子をくわしく聞かせていただきました。
人々も町も、あっという間に姿を変えたそうです。

感想文より

『やけどを負った人は、男の人か女の人か、若い人か年老いている人かも
わからないくらい、ひどかったそうです。
それに、目の玉が飛び出ている人やおなかが割れて中の物が出ている人が
いたということです。
それを聞いて、リトルボーイはとても力の強い爆弾なんだなあと思いました。』

『1.5キロはなれたところで、建物そかい中に原爆にあったけど、
その家の屋根から庭にたたきつけられるなんて、原子爆弾はすごいい力が
あるということがわかりました。
右半身をやけどしてしまったのに、歩いてにげて、私だったら傷が痛くて
歩けなかったと思います。』

『水を飲みたがっているのに、水を飲ませてあげられないなんて、
すごくつらかったと思います。
だからもう、戦争なんてしてほしくないです。
核兵器を持っている国がまだあるから、その核兵器をなくしてほしいです。
これからも、平和について考えていきたいです。』


7月1日(水)
平和集会

私たち5年生は、
6月4日の平和の集いで述べた
「平和の誓い」を発表し、
「ヒロシマの子どもさ」を歌いました。





11月の野外活動では、似島で戦争と平和について学んでくる予定です。